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倉庫管理システム「クラウドトーマスPro」が、独自APIを公開


EC・通販物流支援サービスを中心とした物流サービス事業の株式会社関通(本社:大阪府東大阪市、代表取締役社長 達城 久裕)は、倉庫管理システム「クラウドトーマスPro」にて独自のAPIを公開したことをお知らせいたします。

クラウドトーマスPro

「クラウドトーマスPro」のAPI公開により実現できること

今回のAPI公開により、下記のようなことが実現できます。

1、今回、クラウドトーマスProがAPIを公開することで、
多数の基幹システムとクラウドトーマスProのAPI連携が容易になります。そのことにより、クラウドトーマスProと基幹システムを連携する上で最低限のシステム改修でリアルタイムのデータ連携が可能となり、発生するコストの大幅な削減を実現できます。

2、クラウドトーマスProと基幹システムをAPI連携することで、データ連携を自動で行うことができます。そのことにより、今まで人の手で行っていたデータのアップロード・ダウンロードといった事務作業の工数削減を実現いたします。

「クラウドトーマスPro」独自API公開|API連携イメージ
「クラウドトーマスPro」API連携イメージ図

 

「クラウドトーマスPro」API公開の背景

背景にあるのはお客様のご要望の変化です。
従来の物流業界の顧客ニーズは、「物流管理システムは、販売管理システムの一部であったほうが経済管理が便利である」とされていました。

しかし、集荷時間の問題、人手不足の問題などで発生した市場環境の変化に、自社の物流現場を対応させたいという顧客ニーズも増えはじめました。
また、昨今では、EC化率上昇によりバラピッキングの必要性が高まっています。

これらの顧客ニーズの課題解決策に、
「物流専門で使えるシステム」が必要とされはじめてきました。
2021年6月15日に閣議決定された総合物流施策大綱(※1)においても、
物流のDX化を推進する動きが国全体でも始まっています。

このように、物流のDX化が注目される昨今、在庫管理のデジタル化・システム化が重要視されています。
その中で、製造や卸をされている企業でも、自社や店舗にどれだけの在庫があるかなど可視化する必要性が浮き彫りになっています。

また、ECを行う小売業にとってはEC需要が高まっていることにより、物流現場作業の高速化・リアルタイム性が求められています。
その中で、今回APIを公開したクラウドトーマスProをご利用いただいているお客様より、データ連携をスムーズに行いたいというご要望を多数いただいておりました。

このように従来までは入出荷のオーダーをまとめて連携するバッチ方式が主流でしたが、翌日配達のニーズの高まりや在庫状況をリアルタイムに把握したいという顧客ニーズの高まりからオーダー単位にリアルタイムでデータ連携したいというお客様のお声を多数頂戴する機会が増えました。
加えて、24時間365日オーダーを受け付けられているお客様の受発注業務の自動化ニーズも高まってまいりました。

このような背景から、これらのお客様のビジネス環境の変化に対しお答えしようと、関通はクラウドトーマスPro独自のAPIを開発し公開することといたしました。

 

今後の展開

現在は、商品マスタデータ、入荷指示・実績データ、出荷指示・実績データ、在庫データの
取り込みを主としております。
クラウドトーマスProでは、それら以外にもお客様ニーズにあったデータのAPI連携を
可能にするべく、開発を進めてまいります。

クラウドトーマスProAPI公開ストーリー

 

クラウドトーマスについて

クラウドトーマスITトレンド年間ランキング

クラウドトーマスは、2020年最もユーザーに選ばれたWMSです。(※2)
「物流会社が作ったWMS・物流のプロが導入支援してくれる本当に現場で使えるシステム」として好評を頂いており、全国で2,000名以上の物流スタッフの方にご利用頂いております。

クラウドトーマスは、BtoC、BtoBどちらの物流業務にも対応し、アパレル・食品・化粧品などあらゆる商品の物流管理を実現するWMSです。

トーマスは、小中規模の物流現場で簡単にご利用頂ける「クラウドトーマス」と、
大規模物流現場・カスタマイズにご対応できる「クラウドトーマスPro」のラインナップを
ご用意させて頂いております。

 

参考:
※1)国土交通省.「物流:総合物流施策大綱(2021年度~2025年度) – 国土交通省」.総合物流施策大綱(2021年度~2025年度) .2021年8月16日

※2)ITトレンド年間ランキング2020より
https://it-trend.jp/award/2020/warehouse_management_system

年間400社700万個の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。

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