関通公式Youtubeチャンネル「物流改善教室」

冷凍商品の安定した出荷量が確保でき、更なる売上アップを支える物流パートナーに。

マーガリン、パイ冷凍生地、パイ関係食品の製造・販売
リボン食品株式会社
ロジクール(冷凍冷蔵配送センター)委託型配送センター代行サービス

冷凍商品の安定した出荷量が確保でき、更なる売上アップを支える物流パートナーに。

コロナで受注が急増、出荷数の制限がかかり物流は混乱に。

K:

本日はありがとうございます。まず始めに、リボン食品様の事業内容や特色を教えてください。

R:

弊社は114年続く製菓材料のメーカーで、日本で初めてマーガリンを作りました。 そして、関通様に物流委託している事業は、低糖工房という低糖質に特化したブランドで、スタートして11年になるウェブショップです。 このショップの特徴は低糖質に特化しながらも商品カテゴリーやアイテムが多いことです。
また、食品メーカーの経験を活かした開発力で、低糖質なのに美味しいことも強みになります。

私たちのお客様は、糖尿病にかかる恐れのある方々です。糖尿病予備軍と呼ばれる方は6人に1人ほどおられ、その方々に向けて商品をずっと開発しています。
実は立ち上げ時の11年前に出回っていた低糖質の食品はあまり美味しくありませんでした。
しかし、私たちは食品メーカーなので、美味しく作ることが得意だったのです。
だから、「低糖質だけどおいしい。おいしいから続けられる。」というブランドにし、今でもお客様に喜んでもらえています。

K:

ありがとうございます。リボン食品様が私たちに物流をお任せいただく前は、どのようなお悩みがありましたか?

R:

2020年の春先頃より新型コロナウィルスの影響もあり弊社のECの売上が伸びたのです。巣ごもり需要で製菓材料がたくさん売れた時期でしたから。 EC市場全体の売上が伸びたため、出荷可能数を超えてしまい、出荷制限がかかってしまったのです。 当時1日当たりの出荷量がマックス600件だったのですが、それが困難な状況となりました。

K:

なぜ件数制限を出されたのですか?

R:

原因は人手不足ですね。学校が休講になる影響で出勤できないパートさんが多かったようです。そして 弊社以外の委託業者も出荷件数が伸びていたのでキャパオーバーになったようです。

K:

ご注文件数が増え、ご対応はどうされたのでしょうか。

R:

売上が上がっていたので何とか出荷したく、 結論、自社出荷を始めることになりました。 当然、在庫の管理も委託先と自社の2カ所に分けて行いました。しかし無茶苦茶な状況になってしまいましたね。過去最大の売上をたたき出したものの、出荷は相当量あったため、弊社のメンバーを総動員せざるを得ませんでした。 生産部門のメンバーをはじめ、営業部からも1人借り出しました。アイテムを絞っても1日500件ほど自社から出していて相当きつかったです。

K:

残業なども大変だったのではないでしょうか。

R:

はい。昼間は出荷業務を行い、夜は昼にできない事務作業を行うという繰り返しでした。きつくてその時のことは思い出したくないほどです。 コロナがいつ収束するかも分からず、安定した出荷ができる方法を考え、その時に他に委託できるところがないか探し、御社を知ったという経緯です。

K:

他に課題やお悩みはございましたか。

R:

はい。在庫の管理ではデータと実数が合わないなどということもありました。 関通様は月1でチェックしているので、データと実数が合わない怖さはないですね。

移管の懸念点に対して、関通はちゃんと引っ張っていってくれると感じました。

K:

ありがとうございます。 倉庫の乗り換えで最終的に弊社に委託を決めて頂いたのは、どういったポイントでしたか。

R:

私たちが懸念していた2つの点に対して安心できる提案があったためです。

1つは、移管をするときに倉庫の移管をして売上を止めたくなかったことです。
きっちりと物流移管中も売上を上げて出荷をしていける環境を作りたいというのがありました。 もう1つは綺麗に移管ができるかということです。
商品の紛失や、できると言っていたことを後からできないと言われないかを懸念していました。
その不安に対して、商談の時に「こういうロードマップで移管していきます」「懸念点はこういうところです」と営業担当の北濱さんがしっかり説明をしてくれました。

すごいインパクトが私たちにとってはあったのです。
その提案が私たちにとっては上司への説得材料にもなりました。
関通様は実績もおありだろうし、切替えに関してちゃんと引っ張ってくれそうと感じました。

K:

とても嬉しいお言葉です。ありがとうございます。

1日のマックスが600から1200件。安定した出荷量の確保ができるように。

K:

弊社で物流現場の運用をスタートさせ、実際にどうでしたか。

R:

やっぱり安定した出荷量の確保が一番かなと思っています。
1日あたり、出荷を最高で1200件ほど出してもらった事がありました。
現場の高山さんにはとてもお無理をお伝えしましたね。

しかし、1日の対応マックス件数が600件から1200件に上げられたことは、やはりすごい関通様の実力を感じました。
この段階でもう課題は解決できていますよね。
社内的にも「関通」という声がかなり耳に入ります。上長もみんな関心があるからですね。

また月次のミーティングでKPIの数値をいただけるのも助かります。
出荷件数や品質数値、在庫点数やアイテム数などを出してもらっています。

商品発送のクレームも特に目立つこともございませんが、そういった部分も言語じゃなく数字で出していただけるのは安心材料ですね。

K:

物流のKPI値は自社では計測せず見えづらいものですので、物流会社として私たちからお出ししております。

R:

特に現場のメンバーは数字を分かっていても、役職が上にいけばいくほど把握できていないものです。ですので「どれだけ改善できたか」という話題が出たときに数値が出せるので安心しますね。

K:

ありがとうございます。ちなみに移管の時はどうでしたか。

R:

大変でしたね。でも関通様はすごく頑張ってくれました。
大きな移管をこなすことで、御社にも経験が蓄積されていますし、運用がより良くなっていくというのは目に見えると思います。

私は一番重要なのは現場間の信頼だと思っています。ロジックも大切ですが、やはり信頼しあってやっていかないと、トラブルが起きた時に良くないですよね。
私はそのような点を気にしていますので、今後も慣れ合いではなく、良好な関係性でいることがビジネスパートナーとして重要だと思っています。

この関係性を維持して、私たちも継続して売上を伸ばしていこうとしていますので、よろしくお願いします。

K:

ありがとうございます。物流は企業様の動脈部分ですので、私たちもパートナーとしてお客様との関係性をとても大事に思っています!

今後も成長対応ができるように努めさせていただきます。

K:

それでは最後に弊社に期待されていることや、リボン食品様の展望をお教えください。

R:

関通様は新しい倉庫をどんどん稼働させていますよね。私たちも更に売上を伸ばしていきたいので、倉庫が埋まってきても、新たにキャパシティを増やし続けていただけるとありがたいなと、期待しております。

K:

はい、今後もお客様の成長対応ができるように努めさせていただきます。 本日は貴重なお声をたくさんいただき、ありがとうございました。

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