超低温とは

物流用語辞典:超低温とは

超低温とは、保管温度帯が-50℃以下の温度帯を指します。
この温度帯は、カツオやマグロ等の大型魚の保管や、特殊な薬品等の
保管に必要になる温度帯になります。
温度帯の区分としては、F4級にあたるものになります。
一般的にこの温度帯での保管が必要なものは多くなく、
皆様のお手元に届く冷凍食品等では必要になる温度帯ではないことから、
特殊な保管温度帯と言えます。

 この記事では、「超低温とは何か」、「超低温と、低温(定温)・冷凍・冷蔵との違い」をご紹介します。

超低温とは?

超低温とは

超低温とは、保管温度帯が-50℃以下の温度帯を指す言葉です。
主に鮮魚の新鮮さを保つためや、薬品用の性質を保つために必要な温度帯となります。
かなり低い温度帯でなければ、品質が損なわれてしまうものに
必要になる温度帯のことを言います。 

超低温と、低温(定温)・冷凍・冷蔵の違い

超低温と、低温(定温)・冷凍・冷蔵の違い

超低温と比べて低温・冷蔵・冷凍はそれぞれどこが違うのでしょうか?
違いについてご説明していきます。

①低温(定温)とは

低温は定温とも書き、
一般的に、ある一定の温度に定められた温度帯を指します。

温度帯は10℃~20℃ほどに定められることが多い温度帯となります。

倉庫業法施行規則には、10℃以下に保管される倉庫を除いた倉庫を低温(定温)倉庫と定義づけをしており、主に酒類(ワインや日本酒)、医療薬品等の保管に適している温度帯になります。

②冷蔵とは

冷蔵は+10℃〜 -50℃までの保管温度帯を指します。
また保管温度帯が多岐にわたるため、
冷蔵保管温度帯にはC3級やF1級等の区分が設定されています。

保管する商品がどの区分になるのか、を判別する必要があります。 

③冷凍とは

冷凍は冷蔵保管のうち、-20℃以下(F1級以上)の温度帯を指し、
冷蔵と区別をするために使用される用語になり、
冷凍食品や、医薬品等の保管に適している温度帯になります。

以上のように、超低温と、低温・冷蔵・冷凍は温度帯が異なってきます。

株式会社関通では、冷凍冷蔵倉庫を保有しており、一部超低温も
ご対応可能です。
冷凍冷蔵、超低温保管にお困りの企業様がいらっしゃいましたら、
お気軽にお問い合わせください。

▼冷凍・冷蔵倉庫について詳しくはこちら
https://www.kantsu.com/service/freezer/

まとめ

超低温とは、保管温度帯が-50℃以下の温度帯のことを言います。
この温度帯は、カツオやマグロ等の大型魚の保管や、特殊な薬品等の
保管に必要です。
これらの商品は、超低温での保管が可能な物流倉庫へ管理を委託するなどをして、
温度帯に十分に考慮し、管理を行いましょう。

 


年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。

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