三現主義とは

三現主義とは?

三現主義とは
三現主義とは、「現場」・「現物」・「現実」の三つの現を重視することです。

三現主義の考え方を用いることによって、問題が発生したときに、机上で判断するのではなく、現場で不具合の起きた現物を見て、どのような状態であるのか(現実)を確認することで問題解決を図ることができます。

現場で問題が発生した時に、このような三現主義の考えを用いらず、データのみで判断してしまうと対策を間違えてしまう可能性が高まります。
そのため、三現主義の考えは物流業界に限らず様々な業界において重要になってきます。

三現主義で行動する

三現主義で行動
情報社会になり、欲しい情報は瞬時に取得することができる様になりました。
そのことにより取得したデータをもとに、机の上でデータを見ることによって判断してしまう方も増えたのではないでしょうか。
しかし、机に向かって考えているだけでは、現状の結果を見ているだけに過ぎず、現実を見ているとは言えません。

1度原点に戻り、実際に現場に行って、現物に触れ、現実を直視することでみえてくるものがあります。
現状の問題も答えも全て現場にあります。

ぜひ今1度自分の行動を振り返り行動してみてください。

三現主義で企業を成長!!

企業が成長
経営幹部による三現主義の実践は、現場の管理職や一般社員が経営や技術の向上・改善に意識を促すことにも繋がり、問題を能動的に解決する能力の向上にも繋がります。
その結果、収益が生まれる現場が強くなり、企業が成長していきます。

三現主義と五現主義

5現主義
三現主義と似たものとして五現主義と言う言葉があります。

五現主義とは現場、現物、現実の三現主義に原理と原則を加えた考え方です。

「原理」とは物事を成り立たせる法則やそれそれを起こすメカニズムのことを言います。
「原則」とは多くの場合に当てはまる物事の決まりや規則、つまり顧客の立場に立って考えることを言います。

現代では三現主義で問題に立ち向かうための土台を作り、「原理」と「原則」と言う観点から物事を捉え改善していくことが大切になってきています。

まとめ

今回は三現主義のご紹介をさせていただきました。

三現主義のポイントは
・3現主義とは「現場」・「現物」・「現実」の三つの現を重視すること
・現状の問題も答えも全て現場にある
です。

関通では毎月、実際に運用している倉庫を観ながら物流改善のノウハウを学べるセミナーを実施しています。
「現場」「現物」「現場」を観て体感して学べるセミナーとなっているからこそ、見えてくるものがたくさんあります!
>>学べる倉庫見学会の詳しい内容ブログはこちら!


年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。

今スグ登録

「関通公式メールマガジン」登録