劇的にミスをなくすノウハウをご紹介!ヒントは携帯電話を落とした時にある!?


毎日暑い中、お疲れさまです。
意識がどこかにいきそうになるくらい
暑い毎日が続いていますね。

水分補給と適度な休憩をとって、
体調には十二分にお気をつけくださいませ。

ちなみに、暑さのせいという訳ではないですが、
今年に入って下のどれかが起こった人は
いらっしゃいませんか?

・携帯の液晶が割れた。
・携帯を失くした。
・財布を落とした。
・鍵を失くした。

どれもショックな出来事ですね。
ちなみに私は「携帯の液晶が割れた」
が該当します。。。

これら、実は起こるべくして起こったとしたら
その理由って気になりませんか。
実は今までにその予兆、サインを自分に送って
いたとしたら防げたのではないでしょうか。

ハインリッヒの法則というのは有名で、
ご存知の方も多いのではないでしょうか?

1件の重大な事故・災害が発生した場合、
29件の軽微な事故・災害が既に発生しており、
300件のヒヤリ・ハットが既に発生している。

要するに、大きな事故が起こるまでには、
些細なミス、気にも止めないような異常
既に発生していたということです。

さっきの落し物の話でいうと、

「後ろのポケットから携帯が落ちそうですよ」
「知らない間に座席に携帯を落としてたわ」
「すぐに気づいたがATMに財布を置いたまま」

こういった、小さなヒヤリ・ハットが既に
発生していたかもしれません。

その時に、
「ポケットはファスナー付きにしよう。」
「携帯にホールドリングを付けよう。」
「いつも同じ場所に戻すようにしよう。」
「財布にチェーンを付けよう。」

などなど

小さなヒヤリ・ハットがあった時に、
すぐに対策を打っていれば、
その後の重大な事故は防げていたかも
しれません。

では、このヒヤリ・ハットをなくすためには
どうするか。

ポイントは、
「チェック」と「メンテナンス」です。

ヒヤリ・ハットするようなミスは、
主にうっかりミスと思い込みによるミス
から起こることほとんどです。

では、「うっかり」と「思い込み」
それぞれのミスをなくすノウハウを
少しご紹介します。

うっかりを防ぐための行動として、
関通では何をしているかというと、
指差し確認・声出し確認です。

梱包時には、
・総点数の確認
・梱包漏れがないか梱包台の確認
・声出しの確認

これらを目と手と声を使って、
1件ずつ確認を行っています。

「うっかり」の反対は「しっかり」
つまり積極的に確認を行っている状態
あれば、うっかりミスは減るということ
ですね。

次に、思い込みによるミス。
これはチェックリストの活用です。

記憶で仕事をしていると、必ず思い込みによる
ミスが起きます。
反対に、仕事の正解を見ながら仕事ができれば、
ヒヤリ・ハットは必ず減ります。

そのための仕組みを、
少しご紹介させていただきます。

株式会社関通では、
チェックリストシステム「アニー」という
仕組みを使って、仕事の「チェック」と
「メンテナンス」をしています。

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アニーとは、仕事の手順をマニュアル・
チェックリスト化したものです。

写真は株式会社関通の受注管理部の仕事場です。

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パソコンのモニターにアニーを表示させて、
電車の運転士さんのように、作業の1クリック、
1クリックを指差しチェックして進めます。

こうすることで正常な状態で、且つ積極的に
仕事の手順を 追うことができるわけです。

そして、アニーを使うことによって、
同じミスを防ぐ改善を行うことができます。

スクリーンショット 2017-07-25 16.49.48

写真のように、文字の色やサイズを自由に変える
ことができます。

こうすることで、一度誰かが間違ったことは、
チェック項目を追加するだけでなく、
その項目の文字の色やサイズを変えることで、
ミスした人以外にも注意喚起することができます。

このように、作業手順にヒヤリ・ハットがあれば
都度メンテナンスを行い、より完全性が高い
仕事に更新していきます。

現在、チェックリストシステムアニーは
関通全ての拠点、部署で運用しているだけでなく
150社様に導入し、ご活用いただいております。

たくさんの企業様にご活用頂いていることで、
驚くような改善事例もございます。
すぐに使えるノウハウもご紹介できます。

ご興味頂けましたら、
ぜひお問い合わせください。

学べる倉庫見学会では、チェックリストアニーの
体験をしていただけますので、
実際に体験ご希望の方は、
株式会社関通へぜひお越し下さい。

本日もご愛読いただき、ありがとうございました。
チェックリストシステム アニー 詳しくはコチラ!
アニー_バナー

年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。

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この記事を書いた著者について

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