環境整備活動|仕事がしやすい環境をつくり、生産性を上げましょう


物流アウトソーシング(3PL)の株式会社関通では、社員・パートさん関係なく環境整備活動を毎日30分間行っています

この環境整備活動を行ない始めたのは約9年前です。
この9年間でさまざまなものを捨てては整理を行ない、物流倉庫での整頓活動を行なってきました。

「環境整備」という言葉を初めて聞く方にもわかりやすいように、東大阪市長田にあります物流アウトソーシング(3PL)の株式会社関通で取り組んでいる、実際の環境整備活動の具体例を交えながら、環境整備活動についてご紹介いたします。
環境整備1

環境整備とは


環境整備とは、仕事をやりやすくする環境を整えて備える活動です。
ただ掃除をするだけでなく、毎日欠かさず実施することで業務の見える化と改善を習慣化していきます。
そうすることによって環境整備は仕事のやり方を学び、気付く人を育て、円滑なコミュニケーションの環境に整えていきます。

具体的な活動としましては
・床のワックスがけ
・商品の向きを揃える
・注意物表示の作成
・掃き拭き掃除
・資材補充
など、色々な作業項目があります。

ちなみに環境整備活動は、業務時間内に行われるものです。
業務時間内に行われますが、会話はしてもOKです。
コミュニケーションを取りたくても、中々話かけづらいなどあると思います。
しかし少人数のチームで担当の場所が決まっているので、コミュニケーションが取りやすい環境にもなっています。
また、共通の道具を使い、やり方も揃えています

◼︎環境整備活動の基本

 物流倉庫の環境整備の基本は、「トイレ、床を重点的にする!」です。
今日はここだけ」と小さくエリアを決めて、ピカピカに磨きこみます。
ですので、関通の現場はピカピカな所と、そうでない所があります。

このように物流センター内の環境を観点にアウトソーシングされる倉庫の拠点を探すのも一つの手法だと思います。

物流センターから出荷する商品が化粧品やサプリメントなどの健康食品であればなおさら、商品管理に注意を払う必要があります。

物流アウトソーシング(3PL)の株式会社関通は物流のプロとして
お客様の大切な商品をお預かりさせて頂き、入荷から保管、出荷までさせて頂いています。

配送代行を依頼した物流倉庫が汚ければ、大切な商品を委託するのは不安になります。
ですので、アウトソーシングを検討している企業様に
物流アウトソーシング(3PL)の株式会社関通の物流倉庫の現実・現場・現物をご見学していただくことで、ご安心して頂けることも多くあります。

◼︎共通の道具の定位置管理

定位置管理

共通の道具は定位置管理しており、使った場所に使った道具を片付けないといけません。

物の定位置が決まっていないと戻す場所がわからなくなり、元の場所に戻さず放置したりするので、物が散らかる原因になります。
次に物を使うときに必要な物が見つからなかったり、探し物が多くなります。
物を探している時間はとても無駄です。

使った物を元にあった場所に戻すだけの簡単な作業ですが、これをできない会社は意外と多いです。
この簡単で誰でもできる作業をするだけで業務がスムーズに進み、道具面ではストレスなく仕事することができます。

出荷件数が多い場合、梱包台の資材がよくなくなります。
補充しようと、資材管理置き場に行っても梱包する資材が無いという事もまれにあります。
このような事が起きると、作業に関係ない時間が増えます。
しかし、環境整備活動の時間に資材補充・資材管理をすることで、作業時間中の歩く時間が減り、生産性UPに繋げています。

◼︎高卒社員が率先

残荷チェック
物流アウトソーシング(3PL)の株式会社関通では、スタンプカードという制度があります。
これは高卒採用が対象となり、スタンプをもらう条件として環境整備点検満点があります。
そのため、高卒社員は満点を取るために環境整備に対し先陣をきってくれます。

物流アウトソーシング(3PL)の株式会社関通では、このようにして環境整備活動に力を入れています。

環境整備点検

環境整備点検
また環境整備にはもう一つ特徴があります。
それは「環境整備点検」です。

毎月1回、代表の達城自らが全拠点・現場・事務所を残らず巡回し、チェック項目に従い隅々まで点検を行っております。
点検項目も点検をする日も年間カレンダーで決まっており、計画に基づき毎月実施しております。

何故、点検日と点検項目をあらかじめ決めているのかはわかりますか?
それは、抜き打ちでテストすると会社が暗くなるからです。

◼︎満点ご褒美


抜き打ちでやらないと普段本当に徹底した環境整備ができているかわかりません。
そこで、物流アウトソーシング(3PL)の株式会社関通では、
環境整備点検で満点を取った現場・拠点には、ご褒美があります。

そうすれば、不思議な事に普段の環境整備もしっかり取り組む事ができています。
このようなご褒美があることで、よりみんなが協力しゴールを目指し、事故を起こさないように意識を高く持ち物流業務に取り組んでいます。

関通のノウハウが見れるセミナー

今回ご紹介いたしました、環境整備点検の他にも、ここではお伝えしきれないくらいの事例とノウハウが株式会社関通の物流現場にはあります
自社に物流現場をお持ちの方はもちろん、異業種の方にもお役にたつヒントがたくさんあると思います。
物流アウトソーシング(3PL)の株式会社関通の取組みは、その他にも沢山実施しております。
是非自らの目で直接、現実現場を見てください。
ぜひ一度、株式会社関通へお越しください。
現実、現場を見て学べる! 学べる倉庫見学会 詳しくはコチラ!
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まとめ

環境整備活動とはただ掃除をするだけではなく、仕事をやりやすくする環境を整えて備えるための活動です。
環境整備活動を実施し、働きやすい環境で生産性を上げていきましょう。

環境整備活動は仕事のやり方を学び、気付く人を育て、円滑なコミュニケーションの環境を整える活動
エリアを決めて徹底的にやる
共通の道具を使い、置き場所を決める
環境整備点検はチェック項目と実施日を決めてする

年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。

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この記事を書いた著者について

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