4PL(Fourth Party Logistics)とは?|今の物流における役割とそのメリット
4PL(Fourth Party Logistics)とは今、物流の新しい流れとして注目されています。この4PL(Fourth Party Logistics)は米国のコンサルティング会社が最初に提案した新しい物流のビジネスモデルでもあり、
3PL業者では提供のしにくい先進的な付加価値のついたサービスの提供が求められて
いますので、物流問題を解決する鍵になると考えられています。
つまり、マネジメント等を含めた物流業務全般を外部委託する3PLにプラス、
ロジスティクス戦略の企画等を行うコンサルティング要素を加えたものだから
「4PL」フォースパーティー・ロジスティクスといいます。
4PLとは
4PLとは、簡潔に説明すれば3PLの優れたノウハウを持つ物流企業が他社に対して自社のノウハウを教えてサービス化することで、他社の3PLのプロデュースすることが4PLの基本的な考えです。
forth Party Logistics:フォース・パーティ・ロジスティクスの頭文字で、新しい物流のスタイルとして注目されています。
物流について
では、まず物流とは何か?という事を説明していきます。商品を扱う企業が商品をお客様のもとへ届ける過程のことを言います。
この過程は単に商品を運ぶということだけでなく、商品の包装や保管という配送に必要な事も含まれています。
主な機能は「輸送」・「保管」・「荷役」・「包装」・「流通加工」で「流通の5大機能」と言われています。流通は「物流」とは別に「商流」があり、商流は商品の売買によって物の所有が移転していくことを指し、物を販売し代金を回収することを目的としているのに対し物流は物を販売したあと、実際に商品をお客様に渡すまでを目的としたものです。
お客様のもとへ商品が届かないと売買した意味がありません。お客様の信用を得るためにスムーズな物流を行うことはとても大事な事だといえます。
4PLの重要性
今までの物流企業はお客様に与えられた条件の中で仕事を回していくだけの企業と思われることが多かったのですが、関通では「お客様」の立場で仕事を進めて行くことに専念しています。専門的な知識と経験は、急に身につくものではありません。
そこで今日までに蓄積し続けたノウハウとお客様の立場に立った物流をプロデュースしていくことが重要だと考えています。
4PLのメリットとデメリット
4PLのメリットは、新しい設備を必要としない4PLはとても魅力的なビジネスモデルです。自社のノウハウを他社に商品として提供し、コーディネート料やアドバイザー料を発生させることで物流のコンサルティングビジネスとして成り立つからです。
デメリットとしてはコンサルタント料が高く付くといったところでしょうか。
まとめ
物流をお客様とともに考え、何が今一番ベストなのかを関通は長年積み重ねてきた専門のノウハウでプロデュースしていきます。
ぜひ一度当社の現場・現物を見てみませんか?
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年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。