トヨタ生産方式「標準のないところに改善はない」から学ぶ、離職・退職を防ぐ方法

あなたの会社には仕事の正解はありますか?

新入社員が入社してから、早三週間程が経ちました。
少しずつ会社にも仕事にも慣れてきましたでしょうか?

新入社員のみなさんは、先輩・上司から
たくさん仕事を教えてもらい、
今は1つでも多く身に付けれるように
日々頑張っているところかもしれませんね。

先輩・上司の方は、新入社員に仕事を教えていて、
このようなことを言われた経験はありませんか?

「今、Aさんに教わったこと、この前Bさんに教わった内容と違うのですが。」
「前に教わったときとやり方が違うのですが、前回と何か違うのですか?」

真っさらな新人さんは質問が鋭いですね。

質問してくれたら、まだ良い方ですが、
もしかすると、
言えずに、思っているだけの場合もあるかもしれません。

これって、実は新人教育で一番怖いことなんですよね。
ひいては離職・退職につながることすらあります。

そうは言っても、株式会社関通も昔、たくさんの人が入社しては、
すぐに退職するといったことを繰り返していた時期がありました。

求人募集して、せっかく採用したと思いきや、新人教育してをしている途中に
辞められる。

募集にかけた広告費、教育に充てた人件費がすべてムダ。

こんな経験をたくさんしてきました。
共感いただける方もいらっしゃるはず。

でも、新人教育のやり方に離職・退職の原因があると、
本当に理解している方は少ないかもしれません。

本日は、離職・退職を防げる新人教育のノウハウをご紹介します。

作業標準という言葉はご存知でしょうか?

作業標準とは、
作業方法や管理方法、注意事項などに関する基準をまとめたものです。

平たくいうと、「仕事の正解」をまとめたものです。

例えば、さきほどのやり取りで、
「今、Aさんに教わったこと、この前Bさんに教わった内容と違うのですが。」

これは、やり方が決まっていない=仕事の正解がない
と、言えます。

ひょっとすると、
「Aさんが教えたやり方」も「Bさんが教えたやり方」も、
同じ結果になるのかもしれません。

ただ、やり方が違うとは、道順が違うのと同じで、
同じ作業でも、一方では余計な時間が掛かる道順かもしれませんし、
間違えやすいというリスクがある道順かもしれません。

結果、Aさんから教わるのと、Bさんから教わるのとでは、
新人さんの成長にも差が生まれてしまいます。

要するに教える人次第となってしまうわけです。

「Aさんは教えるのが上手いから、次の新人の指導はAさんでいこう。」
あなたの会社では、このように決定していませんか?

人によって教える内容が違えば、
新人さんは何が正解として仕事を覚えれば良いのか分かりません。

それを解決するのが作業標準です。

株式会社関通では、すべての業務に会社が
承認した作業標準があります。

この業務では、このように作業をするというルールが
明確にあり、全員がルールに沿って作業を行います。

また作業の手順まで落とし込んだチェックリストマニュアルの
「アニー」を使って、さらに仕事を明確にしています。

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ここがポイントです。

仕組みも勿論そうなのですが、
それよりも、会社が承認した作業標準を使って、
仕事をしているということがとても重要なんです。

どういうことか?

会社が、「この通りやれば、この仕事の正解です。」
と宣言しているのです。

新人さんや、働く人にとっては、これ以上
安心する言葉はありません。

例えば、

アニーを使っている人が作業でミスをした場合、
明確にアニーを使っているのにミスが起こるというのは、
会社の仕組みが悪かったり、上司の指導が悪かったりします。

逆に、

アニーを使わずにミスした場合は、その人がサボっているという
線引きができるんですね。

作業現場でミスが起こった時に、
会社に問題があるのか、個人に問題があるのかが、
ちゃんと線を引いて、正しい指導ができるというところが
とても効果があるところです。

新人さんの視点で言うと、
仕事の正解が目の前にあるので、
安心して仕事ができます。

仕事の拠り所です。
こんな環境にできたら良いですよね?

トヨタ生産方式には
「標準のないところに改善はない」
という言葉があります。

倣って

「標準(正解)のない仕事に離職・退職はなくならない」
と言えるかもしれません。

ぜひあなたの現場にも作業標準を作られてはいかがでしょうか?

株式会社関通では、各現場に表示している作業標準や
アニーを使った仕事のやり方、新人教育の方法をご紹介しています。

ぜひ一度株式会社関通にお越しください。


年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、
「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。

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