人生には「上り坂」「下り坂」があると言われるが
「魔坂」という坂と「真っ逆さま」という坂がある
ということを思い知らされた。
まさかこんなこと起きないだろう。
そのように思える事象が簡単に起こってしまう
恐怖を感じたのも事実である。
6月20日(金)販売開始
¥2,000+税
2025 株式会社関通 All rights reserved.
企業の存続危機に
直面した時、
リーダーは何を考え、
決断したのか？
被害企業のリアルストーリー
全データ消滅の危機。
迫られた"決断"とは。
これは、ただの
“事件報告”ではない。
関通が「隠さない」という選択をし、社内に残された記録をもとにまとめた、前代未聞の実録ドキュメント。
サイバー攻撃の真実。
会社が追い詰められた“その瞬間”、
社長は何を考え、どんな決断をしたのか？
混乱の中で何を優先し、どう立て直したのか。今、企業が備えるべきこととは。
社員の意識が変わる“ある決断”とは
経営者、幹部、情報システム担当者――
すべてのビジネスパーソンに捧ぐ、危機と再生の教科書。
その1通のメールから、
会社が止まる。
フィッシング詐欺、情報漏洩、
ランサムウエア … 。
一見、日常のやりとりが 、
企業に数億円の損害を与える。
危機は、すぐそばに。
2024年に日本国内で報告された
フィッシング詐欺の件数
約
1,718,036件
出典：フィッシング対策協議会
AI技術の発達により自然で気づきにくい
メールフィルターをすり抜けるケースが増加
一時の油断によって、
情報漏洩や社内システムの停止など
企業の大きな被害へ
データが示す、
ランサムウエア被害の実態とは？
標的なった従業員100人未満の企業
約
50
サイバー被害での
「判断の遅れ」が損失額を
に拡大させるとのデータも
出典：IBM Security 2023
サイバー保険加入率
約
5
さらに中小企業は約6%という結果に
出典：AIG
目 次
第0章
本編の前に――株式会社関通の概要と、企業へのサイバー攻撃の現況
第1章
それは突然やってきた――サイバー攻撃の悪夢
第2章
決して希望は失わない――反撃の狼煙
第3章
明日へと前進するのみ――復活と進化
第4章
教訓その➀——初動対応の重要性
第5章
教訓その➁――莫大な被害額の理解と事業継続への取り組み
第6章
教訓その➂――被害を未然に防ぐために 代償から得た気づき
第7章
教訓その➃――リーダーの決断力 意思決定が企業を救う
第8章
教訓その➄――克服と再起への長い道のり
第9章
教訓まとめ――危機から学び、未来を創る
著者：達城久裕(たつしろ・ひさひろ)
株式会社関通 代表取締役社長
物流業を基盤に事業を拡大し、上場企業としての成長を牽引。近年では、自社が受けたサイバー攻撃の実体験をもとに、サイバーリスクへの備えや企業防衛の重要性を発信。
経営の現場で得た知見を体系化し、−サイバーセキュリティー体制構築と保険活用を支援する会員制勉強会「Cyber Governance Lab」−を立ち上げ、実践的かつ持続可能なリスク対策の普及に取り組んでいる。
また、外国人材の採用育成や障害者雇用創出など、次世代に向けた教育・共生の分野にも意欲的に挑戦中。
信条は「準備・実行・後始末」。経営者として、そして一人の挑戦者として、組織と社会の未来に向けた道づくりを続けている。
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