関通公式Youtubeチャンネル「物流改善教室」

はじめから一緒に作っていきましょうという、姿勢が合っていたと思います。

スポーツ・アウトドア用品
デカトロンジャパン株式会社
委託型配送センター代行サービス

はじめから一緒に作っていきましょうという、姿勢が合っていたと思います。

初めてのことなので、どこが良いのか悪いのかなども分からなかったので、安心しました。

K:

今回はお時間をいただき誠にありがとうございます。 改めて御社の事業内容であったり、特色を教えてください。

D:

私達、デカトロンジャパン株式会社は、フランスに本社がある総合スポーツ用品の製造から小売りまでを行なっている会社です。フランスでの創業は40年を超えてます。
店舗数は世界、61カ国1715店舗ほどあります。全世界の売上を言いますと約1.8兆円ほどになります。

現在、日本法人(デカトロンジャパン株式会社)は自分たちでBtoCの小売もやりながら、日本国内では他の小売業者さんたちに自分たちの商品を卸し、そこで販売してもらうということも行っています。

日本では事業が始まったのが2015年です。デカトロンオンラインストアとしてECサイトが2016年にオープンし、現在に至ります。それ以前から日本の某EC企業に総代理店となっていただいて、一部商品を日本国内で販売していましたので、15年以上は日本で商品を販売していることになります。

日本の国内企業と協業する中、日本国内のマーケットで勝負できるのではないかということで、2015年にデカトロンジャパンという屋号で、まずはECからスタートするということで始めました。その2015年のEC初期の時から関通さんにお願いしていました。

D:

デカトロンジャパンのECのスタート当時、1日1件〜2件といった出荷数の時から関通さんにはお世話になっています。
関通さんにお願いした経緯というのは、もちろん色々ございましたが、ECにすごく強いというところと、「一緒に少しずつ頑張っていきましょう。」という姿勢が我々としましても、自分たちに合っているんじゃないかと感じました。

初めてのことでしたので、どこが良いのか悪いのかなどもまったく分からなかったので、安心しました。

もちろん価格の部分で、相見積もりを取って判断したのですが、一番の決め手はレスポンスの良さや、柔軟に対応していただけそうというイメージ、達城社長のお人柄など、そういった部分が非常に大きかったと記憶しています。
順調にその後、事業を拡大するにあたり、色々と我々のやりたいこと、返品無料サービスや、実店舗への納品など、そういった部分でも柔軟に対応していただきました。

RFIDの導入でも前向きに実施いただけるので、すごく感謝しております。日本のよくある会社のやり方ではなく、フランスのやり方もうまく吸収しつつ、「日本ではこうした方がいいですよ」といったご提案もいただけるのですごくやりやすいです。

今後もまたBtoBなどは新たな業態なので、それについてもスピード感や、柔軟性という部分でいいパートナー関係を続けていければいいなと個人的には思っています。

物流アウトソーシングについてはこちら

スタート当時は全てにおいて不安でした。

K:

ありがとうございます。嬉しいお言葉ばかりで。内田さんはいかがですか?

D:

そうですね。
私も前職では、違う業界で卸しはしていたのですが、やはり商売、商品ありきのところはあるのですが、物流ロジスティックに関わる部分というのは非常にオペレーションコストを下げていく、要は適正なコストを作っていくという事でも、ウェイトがとても大きい部分となります。

今後は特に、大手の取引先様と商売をしていく際に、どうしても避けていけないところだと思っています。
そのため、我々社内の卸しのロジスティックに関わるノウハウや知識という部分は、これから作り上げていかないといけないので、アドバイスをいただいたり、各卸し先、お客様向けのサービスの部分で色々と動いていただかなければいけない思うので、その辺を今後うまくコラボレーションして相談させていただきながらやっていければなと思います。

k:

ありがとうございます。スタート当時はどのような不安がございましたか?

D:

スタート当時は全てにおいて不安でした。
もちろん代理店を通じて日本でのEC販売を経験していたので、ある程度想定はできていました。
ですので、ECにはフロントのシステムがあって、そこでお客様がご注文いただいたものが出荷指示としてデータが飛びます。

D:

それを御社に渡して、そこから出荷していただき、その1連のデータの流れや、商品の流れみたいなものは想定しておりました。
ただそれを自分たちでイチから作るとなると、まずはWEBサイトのシステム周りを作らないといけないですし、出荷からお客様の手元に届くまで、想定どおり動くかという部分は不安でした。

K:

例えば、物流の中でこれ大丈夫かなと不安に感じる部分はございましたか?

D:

そうですね、それは非常にありました。

ただ、御社が多くのノウハウを持っていらっしゃったのでわりとお任せでいけた記憶はあります。
きちんとした出荷指示さえすれば、あとはしっかり進めてくれるという安心感は当時からありましたね。
当時の社長もECの立ち上げは何カ国か見てきてるけど物流担当が僕一人で、あとは御社にお任せじゃないですか。
こんな体制でここまできちんと翌日に届くといったことが構築できたのは日本が初めてで、それはびっくりしてるというのは事あるごとに言われていましたので、会社としては気にはしていたんだと思います。

ただ、僕も丸投げではないですが、お任せして、信頼できています。
梱包が丁寧すぎるというクレームが来たぐらいですね。
あとは梱包サイズなどのご相談をさせていただきました。
商品お届け時に袋が破れているといったクレームが多くありましたが、もう少し堅い物にしましょうといった改善は、私から提案するものもあれば、御社から提案していただくこともあり、一緒に色々と試行錯誤して改善をしていったのは5年、7年ぐらいだったなという認識はあります。

D:

なので、常に改善はできないかなあ?みたいな不安はなかったですね。
倉庫の在庫の持たせ方も初めはスポーツごと、ブランドごとに棚立てていたのが大きさごとに変更したり、私が言わなくても「こんな風にしてみて」「これでこれだけ効率化できました」などを、御社の中で独自にしていただいて助かりました。

ピッコン台の仕組みも当時の社長が非常に気に入っていました。御社は一つ一つ現場の小さい改善があるじゃないですか。
その辺はすごく僕も感心しましたし、御社の倉庫を見させていただいた時に、色々感銘を受けていましたね。

サンキューカードもありますよね。あの仕組みも当時の社長が大好きでしたね。
本当に細かいところですが、弊社は全てRFIDを使っているので、RFIDを導入した時もかなり乗り気でやっていただいて、RFIDを使ってもっと効率よくできないかといった事を業者さんとテストしているなど、「常に何かできないかな?」というのを担当者さんも探されているなというのは常に感じますね。

なので、それはとても個人的に好感を持っていますし、きっと色々な効率化に寄与してるんじゃないかなと思います。

年間1100万個の出荷に対応

我々がやろうとしていることなどをうまく一緒にやれたらいいなと思っております。

K:

嬉しいです。それでは最後の質問になります。
このようにいろいろな改善をさせていただいて、本当にうれしいお言葉もいただき、これから御社もECから店舗、またそこからいろんな卸しというところもビジネスとしてやっていく中で、弊社に期待していることであったり、今後の御社の展望というのをぜひお聞かせください。

D:

卸しでは我々に経験のないところなので、お客様とのマッチングはもちろん、今、別件でご相談しているAmazonや、御社が持ってらっしゃるノウハウをすごく学びたいなと思っています。色々な形態の配送や、個配ではなく拠点間の配送であったり、それはシステム的にどういう風にすれば効率がいいのかなどは、どんどん知見を共有していただければとてもありがたいです。後は一緒に何かやれたらおもしろいなとは思っています。

D:

何かというのは具体的にではないのですが、今回のマッチングも御社の中でというところがそれに近いのかなとは思っています。御社もショールームの時に、松岡さんがおっしゃっていたと思うのですが、LIVEコマースのスタジオを作るなど、色々おっしゃってたじゃないですか。
なので、そういうところに我々も一緒に何かお手伝いできることがあれば、スタートの時からずっとお世話になっているので、その返礼ができればと思っております。


その新たな業態や新たな売り方、ECでも色々な売り方があるので、そういうところで御社がやっていることや、我々がやろうとしていることなどをうまく一緒にやれたらいいなと思っております。

K:

ありがとうございます。

D:

私の方はそうですね、さっきの話が主なんですが、今後、他社さんとの、要は卸しをしていくにあたって、数々の無理なお願いをしていくような形にはなっていくのかなと思っています。
これは今までもそうなので、色々調査など行っていたのですが、何年間も本当に色々な倉庫さんとの、個人的に今までお付き合いの経験があるんですが、どことも皆さんすごくよくしていただいています。

また、先ほど申し上げたように例えば商売の伸び代が少し落ちてきた時に、どうしても我々営業が取っていかないといけないところというのは、我々の商品力の課題もあるかもしれないですし、マーケットの事情もあるかもしれないです。
お客様の体力という部分もあるかもしれないですが、その時に我々がやっていかないといけない事は、いかに効率よく、コストを下げていくか、という事になってくると思います。

今はアカウントを増やしていって、それぞれのアカウントに合ったロジスティックを組んでいくというところなのですが、システム作りプラス効率化プラスいかにコストを下げていくかという部分は、うまく相談させていただきながら、やっていければなと思います。

K:

ありがとうございます。今後ともぜひよろしくお願い致します。 本日はお時間をいただき、ありがとうございました。


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