信じられないかもしれませんが、こうして新人の教育時間が10分の1に減りました。


どうして新人さんが仕事を覚えるのに、
こうも人によって差が生まれるのでしょう?

個人の力量か、教える人の力量か、
どちらに問題があるのでしょう?


答えからお伝えすると、 


原因のほとんどは、 
教える仕組みにあります。 


作業標準という言葉はご存知でしょうか? 


作業標準とは、 
作業方法や管理方法、注意事項などに関する基準 
をまとめたものです。 

平たくいうと、「仕事の正解」を 
まとめたものです。 

例えば、 
「今、Aさんに教わったこと、この前Bさんに
教わった内容と違うのですが。」

これは、やり方が決まっていない=仕事の正解が 
ないと、言えます。 

ひょっとすると、 
「Aさんが教えたやり方」も「Bさんが教えた 
やり方」も結果は同じになるのかもしれません。 


ただ、やり方が違うとは、道順が違うのと 
同じで、同じ作業でも、一方では時間が掛かり 
間違えやすい道順かもしれませんし、 
もう一方は、簡単で早い道順かもしれません。 


結果、Aさんから教わるのと、Bさんから 
教わるのでは、 
新人さんの成長にも差が生まれてしまいます。 


要するに教える人次第となってしまうわけです。 

でも、本当の理由は、
仕事の正解がないことなんですね。


「次に入ってくる新人の指導は、今回もAさんで 
いいよね。もうベテランだし。」 
あなたの会社では、このように決めてませんか? 


人によって教え方が違えば、 
新人さんは不安で仕方ありません。 
結果、退職する原因にもなります。 


それを解決するのが作業標準です。 


株式会社関通では、すべての業務に会社が 
承認した作業標準があります。 

この業務では、このように作業をするという 
ルールが明確にあり、全員がルールに沿って 
作業を行います。 

また、教えるときも、この作業標準を基に
教えるため、教え方も統一しています。

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関通では作業手順をチェックリストシステム
「アニー」を使って、さらに仕事を 
明確にしています。 


ここ、ポイントです。 


仕組みも勿論そうなのですが、 
それよりも、会社が承認した作業手順で、 
仕事をしているということが 
とても重要なのです。 


どういうことか? 


会社が、 
「この通りやれば、この仕事の正解です。」 

と宣言しているのです。 

新人さんや、働く人にとっては、これ以上 
安心できる環境はありません。 

例えば、 

アニーを使って、仕事を行いミスをしたAさん、 
それは会社の責任。 

アニーを使わず、仕事を行いミスをしたBさん、 
それはBさんの責任 


アニーを使わずにミスした場合は、 
その人がサボっているということになり、
責任の所在が明確になるんですね。 


結果、正しい指導ができるので、
人も定着しながら、作業品質も向上する
とても効果がある方法です。 

新人さんにとっては、 
仕事の正解が目の前にあるので、 
安心して仕事ができます。 

仕事の拠り所ですね。  
こんな環境にできたら良いですよね? 
     

ぜひあなたの現場にも作業標準を作られては 
いかがでしょうか? 

チェックリストアニーは、現在150社様程 
導入頂いており、既にたくさんお問い合わせを 
いただいております。 

導入された企業様は、 
作業標準を基に仕事ができる 
環境作りに取り組まれています。 

そして、新人即戦力化や作業品質の向上に 
大きく成果を上げられている企業様も 
沢山いらっしゃいます。 

詳しい情報はこちらから見れますので、 
ぜひお問い合わせください。 

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本日もご愛読いただき、ありがとうございました。 

年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。

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この記事を書いた著者について

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