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経営情報

株主・投資家の皆様へ

物流サービス、ITオートメーション事業の両輪で、一層の企業価値向上に取組みます。

株式会社関通の達城社長 株主、投資家の皆様には、平素から格別のご高配を賜り、心から御礼申し上げます。 当社は、株式上場後、2期目の決算となります第36期事業年度(2022年2月期)を無事に終えることができました。これもひとえに、日頃からご支援いただいております株主、投資家の皆様をはじめとするステークホルダーの皆様のおかげと、深く感謝申し上げます。 さて、当社は2000年頃からEコマースの将来性に着目し、Eコマースや通信販売を行うお客様向けにEC・通販物流支援サービスを開始、Eコマース市場の拡大とともに、2010年代に急成長を遂げてまいりました。当社はこれまで多くの有名ショップの成長を支え、2022年2月期の出荷個数は、一部のお客様での運賃契約の切替え等の減少要因があった中でも約1,230万個となり、毎年出荷個数を伸ばしております。 物流サービス事業においては、2021年4月には兵庫県尼崎市にEC通販物流センター(総床面積約5,600坪)、2021年6月には同じく兵庫県尼崎市にD2C物流センター(総床面積約5,200坪)に加え、2022年2月には埼玉県新座市に東京主管センター(総床面積約8,300坪)を新設し、新しいお客様の導入強化を推進しました。 また、ITオートメーション事業においては、成長戦略として「ITベンダーとしての躍進」を掲げ、当社が独自に開発した倉庫管理システム「クラウドトーマス」について、2021年2月には、比較的規模の大きい物流センター向けに、お客様個別のカスタマイズ対応が可能な「クラウドトーマスPro」をリリースし、2021年8月には独自APIを公開、お客様がご利用する基幹システムとの連携を容易にする環境提供を行い、さらに2021年10月には業界特化型の「クラウドトーマスPro」として、食品業界向けの「Forフード」、医療機器・医薬品業界向けの「Forメディカル」、アパレル業界向けの「Forアパレル」をリリースし、特定の業界ごとに必要となる機能の開発にかかるコストとリードタイムを削減し、「クラウドトーマスPro」をより多くのお客様にご利用いただくソフトウエア開発を推進し、ご好評をいただいております。 2022年4月には、中期経営計画のローリングを公表いたしました。2025年2月期には、売上高179億円、営業利益16億円を計画しております。 物流サービス事業においては、物流センターの一層の拡充による事業拡大、冷凍冷蔵設備への投資により、冷凍通販物流分野で日本一の企業になること目指し、ITオートメーション事業においては、キヤノンITソリューションズ様との資本・業務提携を含めた「クラウドトーマスPro」の開発・販売体制の強化を推進し、またM&Aを活用した一層の業容拡大とプライム市場への早期移行による企業価値の向上を目指してまいります。 株主、投資家の皆様には、引続きご指導ご鞭撻賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。 代表取締役社長
達城 久裕

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